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フィリピン セブの不動産市場は長期に成長=コリアーズ

2013年04月11日

不動産サービス大手コリアーズ・インターナショナルはこのほど、セブ州の不動産市場が長期的に成長するとの予測を明らかにした。投資家や不動産開発業者が同州に強い関心を示しており、特にオフィス用不動産の開発が活発化しているためという。国営フィリピン通信(PNA)が伝えた。

コリアーズによると、現在、セブ州のオフィススペースは計54 万7,629 平方メートル。2012 年の州内の空室率をみると、オフィススペースの供給量が多いセブ都市圏(メトロセブ)は前年の5.5%から大きく低下した。アウトソーシング企業の進出が続いているセブITパークも1.5%と5ポイント下落。一方、住宅地とオスメーニャ通りは空室が増え、5.8%に上昇。

昨年末時点の平均月額賃料は、セブ・ビジネス・パークが1平方メートル当たり450 ペソ(約1,020 円)。セブITパークと住宅地はそれぞれ500~700 ペソ、300~500 ペソだった。

セブ市とマンダウエ市、ラプラプ市で昨年新たに登場したコンドミニアムは計約7,000 戸で、事前販売は好調だった。コリアーズは、今後3年で年平均4,000 戸が市場に供給されるとみています。

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