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2013年2月の記事一覧

吉野家 年内にマニラ首都圏で3店舗

2013年02月28日

地場加工食品大手センチュリー・パシフィック・グループ(CPG)傘下で、牛丼チェーン「吉野家」のフランチャイズ権を持つヨシノヤ・センチュリー・パシフィック(YCPI)は、年内にマニラ首都圏で3店舗を開業する方針を明らかにしたことを26 日付でインクワイラーなどが伝えた。

YCPIのティモシー・ヤン社長は、新規出店の場所として

  • マカティ市
  • ケソン市
  • モンテンルパ市
  • アラバン

を挙げた。

また、2016 年をめどに店舗数を現在の7店から50 店に拡大する方針を示した上で、首都圏以外の都市部での出店に意欲を見せた。

一方で、提供メニューについても消費者が求める割安感のある商品を充実させる方針。YCPIは2001 年に吉野家インターナショナルとフランチャイズ契約を締結。同年にマカティ市に1号店を開業した。

現在は、

  • ◇SMメガモール(マンダルヨン市)
  • ◇SMノースエドサ(ケソン市)
  • ◇SMモール・オブ・アジア(パサイ市)
  • ◇ロビンソンズ・ガレリア(ケソン市)
  • ◇グロリエッタ1(マカティ市)
  • ◇SMマニラ(マニラ市)
  • ◇SMパンパンガ(パンパンガ州サンフェルナンド市)

の各商業施設に出店している

フィリピン 不動産ブーム

2013年02月26日

マニラ首都圏は今、不動産開発ブームの真っただ中です。
ビジネスの中心地マカティ市、同市に隣接するタギッグ市ボニファシオ地区、オルティガス地区などでは、オフィス向けの高層ビルやコンドミニアムなどの建設が次々と進められており、ビルが完成する前に完売となることも珍しくなく、不動産需要は急速に高まっています。

フィリピンにおける不動産需要増の背景には、ビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)産業が急成長していることがあります。
フィリピンへは欧米企業からの業務委託が急増しており、その結果マニラ首都圏を中心にBPO向けのオフィスビルの需要が高まっている。
またそれに伴い、首都圏でBPO業務に従事する地方出身者の住宅向け不動産需要も高まっています。

さらに、海外就労者からの堅調な本国送金により購買力が高まり、現在の低金利も後押しし、マイホームを取得する人が増えていることも需要増の一因で、フィリピン経済の好調ぶりが際立っている。

このような活発な不動産需要を追い風に、メガワールド社やアヤラ・ランド社など地場の不動産開発大手はいずれも不動産事業の業績が好調である。
今後の開発計画にも意欲的だが、中でも要注目の開発地域が前述のボニファシオ地区(通称:ボニファシオ・グローバル・シティ(BGC))である。BGCは米軍基地から民間企業に売却された再開発地区であり、高層ビルが立ち並びブランドショップや世界各国のレストランが軒を連ねている。2010年には最先端の医療施設が、今年5月にはイタリア高級車メーカーのランボルギーニの販売ルームも開設されたが、まだ多くの敷地が開発されずに残されたまま。

メガワールドは、BGCに今後20年間で650億ペソ(約1,300億円)を投じ、住居やオフィス向けの高層ビル18棟の建設などの開発計画を発表。
アヤラ・ランドも同地区に、300億ペソ(約600億円)を投じて63階建てのコンドミニアム棟や商業施設の建設を予定している。
日本企業でも、オリックス株式会社が合弁で、BGCに66階建てのホテル・オフィス棟及び51階建てのコンドミニアム棟の建設を計画しており、まさに建設ラッシュである。今後BGCにも高級ホテルのシャングリラやグランドハイアットがオープン予定で、新興商業エリアとして一段と期待が高まりつつある。

そして、不動産開発には多額の開発資金が必要となるが、フィリピンでは銀行の不動産融資が2011年頃から急速に増加傾向にあり、2012年6月は前年同期比18.8%増の5,465億ペソ(約1兆930億円)になりました。(図表)

行き過ぎた融資や過剰なビル建設が不動産バブルにつながる懸念もあり、フィリピン中央銀行(BSP)は対策を検討し始めている。とはいっても、空室率が低水準である現状からすると、概ね需要に裏付けられた開発である可能性が高いと考えられます。著しく好調なフィリピン経済をみるに、今後もしばらくは不動産開発ブームが続きそうです。

銀行の不動産融資の推移

海外不動産投資 フィリピンニュース

2013年02月18日

オリックス株式会社は、フィリピン第2位の商業銀行「Metropolitan Bank and Trust Company(以下 「Metrobank」)」傘下の不動産デベロッパー「Federal Land Incorporated(以下 「Federal Land」)」と、共同でマニラ市において大型複合施設を開発することで合意しました。
本プロジェクトは、Federal Land(70%)とオリックス(30%)が出資して合弁会社を設立し、マニラ市中心部のマカティ地区に隣接し近年急速に商業集積が進み注目が集まるフォートボニファシオ地区で、オフィス、ホテル、コンドミニアム、商業店舗の複合不動産開発を推進するものです。当地区は、マニラ市中心部から1.5km、国際空港から2kmという立地条件の良さなどから、オフィスや住宅が集積し、金融機関や外資系企業が多く進出するなど、今後新たなビジネスセンターとしての発展が期待できます。

 本物件は、フィリピン最高層級となる地上66階建てのホテル・オフィス棟と地上51階建てのコンドミニアム棟、下層階にブランドショップや飲食店などの商業施設から成るランドマークとして誕生します。オフィス部分は、Metrobankグループが新本社として入居を予定し、ホテル部分は、世界各地で展開するHyattブランドの「Grand Hyatt Manila」としてマニラ最高級ホテルが開業する予定です。また、コンドミニアムは、フィリピンの富裕層や外国人投資家向けに分譲します。

オリックスは、1977年に現Metrobankと合弁でフィリピン初のリース会社を設立しました。1989年に自動車リース会社を設立し、以降2社をMetrobankと合弁で運営しています。またFederal Landとは、2007年から総戸数825戸の高層ツインタワーのコンドミニアム開発を共同で手がけるなど、Metrobankグループを戦略パートナーとしてフィリピンで着実に事業基盤を構築してまいりました。
オリックスは、今後も成長が続くアジア市場において、国内で培った専門性とアジア各国に有するネットワークを活用し、収益の拡大を目指してまいります。

■プロジェクト計画案概要
所在地:8th Avenue corner Rizal Drive,Bonifacio Global City,Taguig City,Metro Manila (マニラ市フォートボニファシオ地区)
土地面積:約13,000㎡
延床面積:約223,000㎡(2棟合計)
階数:(ホテル・オフィス棟)地上66階建て、(コンドミニアム棟)地上51階建て
用途:オフィス、ホテル、コンドミニアム、商業店舗
竣工予定日:(ホテル・オフィス棟)2015年春、(コンドミニアム棟)2016年春

オリックスグループニュースリリースから

マニラ市のフォートボニファシオ地区は道路整備など整っていて、治安も良く街並みが非常にキレイです。欧米人や各国の富裕層が数多く暮らしてる地域で、今後更に開発が進んでいく地域になります。BGCといってボ二ファシオ・グローバル・シティの開発が進んでる。オリックスとフェデラルランドの開発もBGCの中の1つです。

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